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コミュニティとは、「人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団」であり、人間が生活する上での基盤となるものです。近代・現代の輸送技術や通信技術の革新は、人々の活動範囲を拡大し、コミュニティの規模や種類に大きな変化をもたらしました。とりわけ、近年のインターネットの発達は、人々が空間の制約を超え、共通の関心項目についてリアルタイムに、自由にメッセージを交換しあう事を可能とし、コミュニティの概念や形態をより国際的で多様なものに発展させました。
さらに、DSLや光ファイバーなどの広帯域ネットワーク技術や、その上での高品質な動画・音声の交換技術の普及・実用化は、例えば、世界中の同じ趣味を持った人々が自由に集まって相互に多様な情報を交換したり、遠隔地に居住する複数の医師が、難病で苦しむ患者を共同で診察したりするような、より自由で多様な「ネットコミュニティ」(インターネット上のコミュニティ)への可能性を拓くものです。
しかしながら、真に、自由で多様なネットコミュニティの存在する社会を実現するためには、単に既存の技術を寄せ集めるだけではなく、洗練されたインフラストラクチャとなるべきソフトウェアを開発する事が重要です。また、そのソフトウェアは、限られた企業や技術者によってのみ提案されるものではなく、ネットコミュニティに参加しようとする人々自身の意思に基づいて創り出され、その人々誰もが利用し、発展させ続ける事ができるものでなければなりません。そして、その最も有力な手段が「オープンソース」であると私たちは考えます。
このような認識の下、私たち「オープンソースでネットコミュニティを開拓する会」では、ネットコミュニティにかかわるオープンソースソフトウェアの研究開発を支援する活動、及びその成果を一般へ普及させる活動を行ってまいります。そして、豊かなネットコミュニティの実現を通じて、人と人のコミュニケーションの未来を提案してゆきます。
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